誰のためにするか
ホームページを制作するにあたり、ペルソナを決めるのは、非常に重要です。 ペルソナはマーケティング用語とも言われますが、サービスを提供している会社には非常に重要な考え方だと私は思います。
価値観が多様化した現在、あなたのサービスをすべての人に届けようとしても、、結局誰の心にも届かなくなります。 ホームページの運用は、顧客ペルソナのために行っていると言ってい程、現在においての「ペルソナ」は重要になってきます。ペルソナって何モノ
結局「ペルソナって一体何モノ?」ってところですが、ペルソナはラテン語で「仮面」を意味して、心理学者は、「人間の外的側面」と 定義したりします。ビジネスでの「ペルソナ」とは、「あなたの商品やサービスにとっての、理想の顧客の人物像」になります。
ペルソナは実際に存在するあなたの顧客ではありません。 既存顧客や潜在顧客の情報を元に、理想の顧客の人物像を制作します。
ペルソナは架空の理想の人物ですが、実際の顧客の情報や特徴をもとにかなり詳細に作成する必要があるため、 本当に「こんな人がいる」と思えるぐらいのリアルな人物像です。 あなたが考えたペルソナが、リアルな人物像ではなかったら、それはペルソナ像にはなりません。
ペルソナ像って必要なの
そんなペルソナ像を作るのは面倒くさいよ、そもそもペルソナ像って本当に必要なの?と思われている方もいるかもしれません。 はっきり言うと、ペルソナ像の設定は、あなたが事業を行う上で、あなたがサービスを提供していく上で、 とてつもなく重要で、不可欠です。
市場とともに、多様化する顧客のニーズに、ペルソナ像なしでは、あなたのサービスを届ける事はできません。。 では、そんなペルソナ像の必要性を一つずつ考えてみましょう。
①あなたは誰のために
事業は「誰のために、なんためにやっているか」が必要不可欠です。 ペルソナ像を設定する事によって、「誰のための、何のためのサービス、どう助かるのか、どう喜んでもらえるか」を明確にして、事業を行う事ができます。
サービスの提供をピンポイントに伝える事は、パレートの法則にも繋がる考え方になってきます。
②ユーザー目線のサービス
ペルソナ像を設定すると、 「あなたのサービスを誰に伝えるか」が明確になるので、、 常にユーザー目線で、ホームページ制作、コンテンツの提供、サービスの提供をする事ができます。 ホームページの施策段階でも、 「どのようなホームページの構造にしたらいいか?どんな言葉にしたら響くか?どんなコンテンツが好きか?」が分かる様になり、スムーズに作業を進める事ができます。
③顧客の共有ができる
会社の規模が大きいと、さまざまな部署があります。たくさん部署があると、 「企業の顧客は誰なのか?誰に向けてのサービスなのか?」の意思統一が、非常に難しくなってきます。 ペルソナ像を設定しておくと、あなたの会社の理想の顧客像を会社全員で共有しておく事ができます。
④時間を節約できる
ペルソナ像を設定することで、その後のプロジェクトを行う方向性もはっきりします。 「ターゲットに本当に効果がある手段」を選択する事ができます。コストがかかる効果のないプロジェクトを避けて、 時間を短縮する事ができます。
ターゲットとペルソナの違い
よくターゲットとペルソナは一緒になって考えられますが、結論を先に言うと、全く違います。 では、ターゲットとペルソナの違いはなんでしょうか?
ターゲットとは、あなたのサービスを販売する時に、どの顧客層を標的に販売するかを 決定する事です。
ターゲットの例【30代 男性 サラリーマン】
例の様にターゲットとは、かなり大まかなグループ像です。つまり、ターゲットは、 STP分析のセグメンテーションした顧客層から、サービスを提供したい顧客の層の事になります。 そしてペルソナは、ターゲットで選んだ顧客層から、一人の人物像を考えます。
ペルソナの例
【34歳の男性で、名前は福井太郎で
未婚者です。建築会社の営業マンで、お昼の休憩場所はコンビニ駐車場で、
ご飯をたべながらスマホ鑑賞するのが大好き。
休みの日は32歳の彼女とショッピングを楽しみ、
日々楽しい事がないか?を模索している人物】
ペルソナとは、ターゲットの「30代の男性のサラーリマン」の大まかなグループではなく、 もっと踏み込んだ、「たった一人のリアルな人間」を考える事がペルソナ像になります。
デメリットはある?
ペルソナ像を設定するにも、デメリットはあります。 それは、ペルソナを決定するには、非常に時間がかかる事です。 早く事業やサービスの提供をしたい場合は、ペルソナ像を作成している時間がありません。
また、ペルソナは既存顧客や潜在顧客の情報をもとに想像の人物像を作成しますが その仮説が間違ってしまうと、マーケティングも失敗に終ってしまいます。
リアルな情報をもとに、いかにリサーチしてペルソナ像をつくりあげるかがポイントになります。 そして、ユーザーの環境も常に変化していますので、作成後もペルソナを修正して、ブラッシュアップしていく事が重要です。
ペルソナの作り方
では実際にペルソナ像をつくっていきましょう。作る手順はいたって簡単です。
手順① ターゲットを絞る
まずは、ペルソナ像を作るためにあなたのサービスのターゲット層を絞ります。STP分析などを行い、あなたのサービスを利用してくれる おおまかなターゲットの層を仕分けして、ターゲットを一つに絞ります。
手順② 情報を集める
仕分けしてターゲットを絞ったら、実際の既存顧客や潜在顧客の情報を集めます。情報の集め方はさまざまで、時間がかかる場合が多いです。 顧客との接触が多い営業マンから直接ヒヤリングを行う事が効果のある手段の一つになります。
手順③ 情報を仕分けする
集めた顧客の膨大な情報を分類ごとに仕分けします。仕分けるポイントとしては、 理想の顧客像が作れそうな「共通する情報」を分類する事です。
手順④ 人物の物語を作る
分類ごとに分けた情報をもとに、ペルソナ像を完成させていきます。 その人物の典型的な1日の過ごし方などをストーリー仕立てで考えると、より理想のペルソナ像が完成します。
手順⑤ 悩みを考える
ペルソナ像ができたら、その人物の悩みを考えます。悩みがあるため、サービスを提供できます。
【ペルソナ像の作成ポイント】
人物の行動パターンを明確に考えるよりも、「どうしてその行動を取るのか?」
という意志決定に至るまでの「動機や理由」に着目する。
ペルソナ像の設定は、思い込みや憶測ではダメです。あくまでも事実に基づいた情報からのペルソナ像が必要です。
あなたのサービスにとって都合の良いペルソナ像の作成だけは避けるようにしましょう。
私ができる事
私があなたと一緒に、あなたのサービスのペルソナ像を一緒に考えます。ペルソナ像の設定と、修正ブラッシュアップは非常に重要です。 自社で、通常の仕事をしながら、ペルソナ像の設定から、ホームページ作成から運用までは、実際なかなか難しいと思います。 そんな人材もいないし、そんあコストをかけたくないよ、と思うのが本音だと思います。でも、私があなたの会社のWeb担当者になれば解決します。 人材を抑えながら、コストも抑え、ホームページ制作からWebマーケティングプロモーションまでを一括に行いたいあなたは、 私達に是非お手伝いさせて下さい。私をあなたのWeb担当者にならして下さい。